祈年祭・旧初午大祭 旧暦2月始めの午の日
午前11時斎行(元宮祭午前9時)

祈年祭は『としごいのまつり』ともいわれ、『とし』とは穀物のことで、とりわけ稲の意味で、稲が豊かに稔ることを祈る祭です。
朝廷で祈年祭が執行され、伊勢神宮をはじめ全国の三千をこえる神々に対し幣帛がたてまつられました。このことは国をあげて年穀の豊作と生産の向上とを祈念したことを意味することでしょう。その伝統は今日でも伝わり、伊勢神宮をはじめ全国の神社で祈年祭が執行されます。お米は古来より日本人の主食であり、私たちの生命の根源ともいえます。また、必ず神様にお供えされる穀物の一つでもあります。
又、これに併せて、旧初午祭と御分霊祭を執り行います。
御分霊祭は、当社の御分霊を受けられた方が、1年に1回御分霊をお持ちになり、本殿に安置し御分霊を祓清め、鎮魂の御祭を行い、家、事業所の益々の御繁栄をお祈りいたします。